舞浜倶楽部では、ご入居者に高度な介護サービスをご提供するため、緩和ケア理念を学ぶとともに、その手法を積極的に取り入れています。高齢であっても、障がいがあっても、誰もが「自分らしく」、「自分が好きで慣れている環境」の中で生活をすることが個人の権利と考えています。
舞浜倶楽部では世界保健機関(WHO)が提唱する緩和ケア理念の4つの側面を満たしたケアを目指しています。
4つの側面とは、1.身体的側面、2.精神的側面、3.社会的側面、4.実存的側面 のことを言います。
舞浜倶楽部では、認知症緩和ケア理念の4本の柱を通じて高齢者のQOLを守ることをケア方針として実践しています。
4本の柱とは、1.コミュニケーションと関係、2.チームワーク、3.症状のコントロール、4.家族支援 のことを言います。
様々な緩和ケアのツールを実践しております。
ご本人がこれまで歩んでこられた人生を理解し、ご自分らしい生活を送ることができるよう専任の担当者がサポートいたします。
舞浜倶楽部は日本で最初に「シルヴィアホーム認知症看護・介護教育研修センター」の認定を受けています。
舞浜倶楽部では、国が定めた基準より、手厚くスタッフを配置しています。新浦安フォーラムでは、ご入居者3人に対し2人、富士見サンヴァーロでは5人に対し2人の介護・看護スタッフがケアにあたっています。
ご自分らしい生活を守る コンタクトパーソン制度
コンタクトパーソンは、ご本人がこれまで歩んでこられた人生を理解し、ご自分らしい生活を送ることができるよう支える専任の担当者。ご入居・ご家族をはじめ、関わるすべての人とコミュニケーションと関係を築く役割を担います。
和食を中心とした心にも体にもやさしい手作りの食事を施設内で調理しご提供しています。
アレルギー、病気による食事制限、噛む力や飲み込む力、食の嗜好など、できるかぎり一人ひとりの状況にあわせて、きめ細かに対応しています。
また、旬の食材や歳時記にあわせた献立、行事の際の特別食などで、食生活にアクセントつけたり、食卓に遊び心を取り入れています。
看護職員が24時間、施設内に常駐し、提携医療機関と共に、ご入居者の健康管理を行っています。また、さまざまな持病をお持ちの方、医療的なケアが必要な方も安心してご入居いただけます。
ご入居者の「我が家」として、「家での看取り」を希望される方に、ご家族と共に、ご本人の意思に添い、医療機関と連携した看取りケアを実践しています。
新浦安フォーラムでは、敷地内にクリニックを併設。介護と看護、そして医療が密に連携をとり、ご入居者の毎日を支えています。
高齢者のQOLを守り良質なケアを可能にするために、舞浜倶楽部では、内部に教育専門機関として「スウェーデン緩和ケア研修センター」を設置し、独自のプログラムで、優れた人材の育成に取り組んでいます。