富士見サンヴァーロ コーラスの会
<2018.03/26>日差しが暖かくなり桜のつぼみが一気に膨らみだしました。 今日は 月に2回開催しているコーラスの会 。多目的ホールにご入居者の歌声が響きました。
今日の参加者は男性を含め20名。 越塚先生 のご指導で、まずはお顔と声の準備体操からスタートです。 口が大きくひらくア段の4つの音を使い、「麦畑」のメロディーに合わせ「パタカラ パタカラ パタカララ~」と歌ったり、「ま、み、む、め、も」と一音ずつゆっくり発音し、お口の筋肉のストレッチ。続いては、口を大きく縦に開け、ほおぼねに両手を添えてお顔の筋肉のマッサージです。(‛ムンクの叫び´のようなポーズを想像してください。)お互いのユーモラスな表情にくすっと笑い合いうご入居者の皆さん。最後に声のストレッチで、思いっきり高い音と思いっきり低い音を「アーーーアー」と急降下&急上昇させます。‘ジェットコースターの叫び’です。しっかり準備ができたところで、課題曲に取り組みます。
今月2回目の練習となる「早春賦」。まずは先生と一緒に詩の朗読をしました。「春は名のみの 風の寒さや 谷の鶯 歌は思へど…」 詩の美しさを感じ、先生の解説を聞きながら、早春の情景を思い浮かべます。
さあ、いよいよ合唱の練習です。A・B2チームに分かれ、「Aチームは大きく歌いましょう」「Bチームは小さく歌いましょう」「はい、交代してAチームは小さく~、Bチームは大きく!」先生の指揮に合わせ歌います。「レガート、なめらかに」「暖かい春を感じながら~、口角を上げましょう!」と先生の細やかな指導に一生懸命に応えるご入居者。声も表情もどんどん大きく明るくなるのがわかります。最後は本番さながら、先生の伴奏で大合唱。きれいな歌声に、通りがかったご入居者やスタッフも、思わず足を止めて聴き入っていました。締めくくりに「レガートの効いた、優雅な歌声でしたね」と先生から講評をいただき、ご入居者のお顔にパーッと笑顔の花が咲きました。
お花が咲いたと言えば…。今中庭では、ご入居者と一緒に球根から育てたチューリップが花の盛りを迎え、皆さんの目を楽しませてくれています。ぜひご覧ください。