富士見サンヴァーロ お砂踏み巡礼
<2013.10/26>四国八十八ヶ所霊場会 青年部の皆さまにお越しいただき「お砂踏み」を行いました。
会場となった多目的ホールには、各札所の本堂下などから集めた砂の上に、赤いじゅうたんが敷かれ、その奥に各寺院のご本尊さまが描かれたびょうぶが置かれています。ホールに入られ、いつもと違う施設の雰囲気に、ご入居者の皆さんは、「今日は特別な日なのかしら」「立派だね~!」とびょうぶを眺めていました。
はじめに、青年部の岩屋寺の僧侶から、「巡礼を身近に感じていただければと思います」と、四国遍路の歴史や文化、そしてお砂踏みについて説明いただきました。お砂踏みとは、四国八十八カ所霊場の全札所から集めた砂を踏むことで巡礼に代えるもの。お話が終わると早速、体と心を清め、お参りのスタートです。皆さんゆっくりと一歩一歩踏みしめながら各びょうぶをたどっていきます。
御影の前で手を合わせ熱心にお祈りをする姿や、お経をそらで唱えながら一心に拝んだりと、皆さん神妙な面持ちでお参りされていました。
巡礼を終えると、お印として、ひとり一つずつのお守りが配られます。皆さん「いいお参りができたわ」「家族の健康と病気の治癒をお祈りしたの」「これからも楽しく過ごせますようにと願ったわ」と僧侶や職員にお話しされていました。
はじめてのお砂踏み、皆さんの願いが届きますように。 四国八十八ヶ所霊場会 青年部の皆さま本日はありがとうございました。