シルヴィアホーム認定インストラクター養成研修(第1回目)
<2015.02/10>
舞浜倶楽部に入社して5年目の今泉 麗子です。富士見サンヴァーロのケアサービス課でご入居者の皆さまが快適な毎日を過ごせるよう努めています。
今回、シルヴィアホーム認定インストラクター養成研修に参加させていただくことになりました。
ご入居者のために、研修で学んだことを活かして、よりよいケアを実現していきたいと思います。
インストラクター取得に向けて頑張ります!
2015年1月10日(土)~12日(月)、28日(水)~30日(金)シルヴィアホーム認定インストラクター養成研修「インストラクター養成のための認知症緩和ケア教育上級コース第1回目」に参加しました。
第1回目では、計6日間、認知症緩和ケアについて講習を受けました。
シルヴィアホーム認定インストラクターとは、介護スタッフの知識と技術の向上を目的とした、認知症ケアのスペシャリストです。舞浜倶楽部では現在2名のインストラクターが活躍しています。
初日は舞浜倶楽部のケア方針でもある緩和ケア理念やスウェーデンの高齢者福祉について学びました。
別日は、脳の構造と機能についてや老年学と老年医学について。また、検査と治療や理解と対処、活動・栄養・転倒について、緩和ケアの視点から得ることができました。
◆第1回目の研修が終わっての感想
研修を受ける前まで、タクティールインストラクターになるための勉強をすると思っていました。研修に参加すると、講師の先生から「タクティールインストラクターではなく、シルヴィア認定インストラクターです。スウェーデンで行われている”高齢者ケア=緩和ケアの理念”を理解し実践することができるようになること」が研修の目的だと伝えらました。
その為、今回の研修では、タクティールの勉強ではなく認知症緩和ケアの勉強がメインとなりました。
舞浜倶楽部のケア方針でもある、認知症緩和ケア理念の4本の柱(症状コントロール、チームワーク、家族支援、コミュニケーションと関係)を元にご入居者のQOLを高めるというやりかた・考えかたを改めて学びました。現場で壁に当たった際、その理念に沿って「こういうやり方で解決すればよかったんだ!」「状況に振り回されるだけで、本当の原因はこうだったのかもしれない!」と、ハッとする例が多くありました。
研修の中で様々な事例に対し4本の柱を使って対策を考えました。実際に現場で使う際は、どのようにしたら良いのかと、考えることも多かったです。
今回の研修では、「学んだ」程度なので、「実践」できるよう日々努力してまいります。
第2回目の研修も気合を入れて取り組んでまいります。